2017年08月02日 |
特許庁、ブラジルと産業財産分野で協力拡大合意 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:特許庁 |
経済産業省は2日、日本特許庁とブラジル産業財産庁(INPI)が産業財産分野で協力拡大してくことで合意し、1日、東京で宗像直子特許庁長官と来日したピメンテル・ブラジル産業財産庁長官との間で協力覚書に署名が行われたと発表した。 ブラジルは南米最大の人口と経済規模を有し、日本からも自動車関連を中心に多くの企業が進出している。日本からブラジルへの特許出願件数もこの10年で約3倍に増えているが、審査結果が出るまでに平均約10年を要しているのが現状だ。経産省ではIT活用などブラジルとの知財協力関係を強化し、日本企業の知的財産が迅速・適切に確保される環境を整備していく方針だ。 |