2017年08月16日 |
クレハ「クレメジン・速崩錠」剤形追加 承認取得 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:クレハ |
クレハは15日、慢性腎不全用剤「クレメジン」の新たな剤形として「クレメジン・速崩錠500㎎」の製造販売承認を取得したと発表した。「クレメジン」は、尿毒症毒素を消化管内で吸着し、生体内に吸着されずに排出してしまうことで、尿毒症状の改善や透析導入に至るまでの期間を延長する慢性腎不全用剤で、クレハが世界で初めて開発した。1991年にカプセル剤を発売。2000年には細粒剤を追加し、より飲みやすくした。 今回承認取得した速崩錠は、服用ボリュームは変わらず、少量の水で服用できる特徴がある。 今年12月の薬価収載を待って、従来通り田辺三菱製薬から販売を行う。 |