2017年08月21日 |
7月の可塑剤出荷、DINP引き続き好調 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:可塑剤工業会 |
可塑剤工業会によると、フタル酸系可塑剤の7月の国内向け出荷は前年比6.3%増の1万4400トンと好調だった。DOPは減少したが、その分DINPが増え全体をカバーした形となった。欧州環境規制の影響で、国内の家電など一部需要業界の間に製品に使用する可塑剤を従来のDOPからDINPへシフトする動きが本格化してきたためと業界では見ている。 【7月の可塑剤需給】単位:トン ( )は前年比% <生産> (フタル酸系) ◇合計 19,138 (82.2) ・DOP 9,963(74.6) ・DBP 53(93.0) ・DIDP 0(ー) ・DINP 7,638(121.6) ・その他 1,484(67.7) (アジピン酸系) ◇生産 1,521(102.8) <出荷(合計)> (フタル酸系) ◇合計 17,774 (105.9) ・DOP 9,095(97.8) ・DBP 82(100.0) ・DIDP 209(82.9) ・DINP 7,593(120.8) ・その他 795(93.3) (アジピン酸系) ◇生産 1,522(99.9) <出荷(国内)> (フタル酸系) ◇合計 17,444 (106.3) ・DOP 8,815(98.1) ・DBP 82(100.0) ・DIDP 189(89.2) ・DINP 7,593(120.8) ・その他 765(91.4) (アジピン酸系) ◇出荷 1,492 (98.9) |