2017年08月28日 |
三菱重工、ドイツ向け世界最大洋上風力発電31基 共同受注 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱重工業 |
三菱重工業は28日、デンマークのヴェスタス社と折半出資する洋上風力発電会社(MHIヴェスタス社)が、カナダのノースランド・パワー社がドイツの北海沖合で進めるプロジェクト向けに、世界最大出力となる8000Kw級の洋上風力発電設備を31基受注したと発表した。ノースランド・パワー社は総出力25万2000Kwのドイチェ・ブット洋上風力発電プロジェクトを担う中核企業で、2019年後半運転開始の予定。 ドイツのエムス河口に近いブルクム(Borkum)島の北西約95㎞の地点に設置する。離岸距離が大きく、深い海域のためより強力な発電設備が求められるドイツ市場での今回の受注は、同機種の優れた国際競争力を示すものだとしている。完成すれば17万8000世帯超に電力を供給できる。年間36万トンのCO2削減効果も期待されている。今回契約には15年間の保守サービスも含まれている。 |