2017年08月28日
三菱ケミ子会社、GMP対応高機能水分計 新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカルアナリテック(本社:神奈川県大和市、栗原浩社長)は28日、製薬業界で求められるGMP(適正製造基準)対応の機能を搭載したカールフィッシャー水分計「CA-310」を9月1日から発売すると発表した。9月6日から幕張メッセで開催される、分析機器・科学機器展示会「JASIS2017」に出店する。

石油製品、有機溶媒、医薬品、食品などさまざまな分野で品質管理上、水分の測定は必須となっている。カールフィッシャー法は個体、液体、気体と多様な形態をとる物質の水分測定法として代表的な手法で三菱ケミカルは日本で最も早くから同試薬を販売してきた実績を持つ。現在は試薬と装置の両方を持つ世界唯一のメーカー。

「CA-310」の特長は(1)高性能(定量下限5μg)を実現(2)GMP支援機能を有する(3)装置自動立ち上げ・自動停止など作業効率の向上(4)タッチパネル操作に加えてキーボード、マウスなどのオプションを準備、操作性を向上させた、など。国内小売価格は1台 100万円、初年度300台の販売を見込む。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1503899771.pdf