2017年08月30日
BASFのエンプラ、仏自動車部品メーカーが採用
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFジャパンは30日、フランスの自動車部品メーカー、ヴァレオ社(Valeo)が開発したトップコラムモジュール(TCM)のハウジングとレバーに、BASFのエンプラ、Ultramid(ポリアミド樹脂)と、Ultradur(ポリブチレン樹脂)が使用されることになったと発表した。従来製品と比較して約20%の軽量化を実現した。BASFの優れた表面仕上げ、耐紫外線性、機械的特性を反映した仕様となっており、安全性や快適な走りをさらに強化することができる。

ヴァレオ社の幹部は「車の運転に大きな影響をもたらすのはハンドルだけではない。ハンドルと制御ユニットをつなぐTCMも重要だ。部品設計、材料開発、材料加工のあらゆる面をカバーするBASFの協力によって適切な材料を厳選し今回のTCMを実現することができた」と話している。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1504062739.pdf