2017年08月31日

7月鉱工業生産　化学、プラ製品ともマイナス

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：経済産業省

経済産業省が31日発表した7月の鉱工業指数（2010年＝100、季節調整済み）速報値によると、生産は前月比0.8％低下の101.5、出荷は0.7％マイナスの100.0だった。在庫は1.2%低下の107.8となった。 製造工業生産予測調査によると、8月は上昇、9月は低下予測となっている。基調判断は「生産は持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。 7月に生産が上昇した業種は、電子部品、デバイス工業、石油・石炭製品工業など、低下した業種は、化学、電気機械、プラスチック製品、通信機械などだった。 化学工業（除、医薬品）の指数は、生産が前月比1.4％低下の103.0、出荷0.1％低下の96.9だった。在庫は0.9％上昇の106.3、在庫率は4.6％上昇の113.2だった。生産、出荷ともに低下は2カ月ぶりだった。 プラスチック製品工業は、生産が前月比0.1％低下の101.9、出荷は0.7％低下の99.3だった。在庫は1.4％上昇の 110.8、在庫率は4.2％上昇の112.5となった。生産、出荷ともは2カ月ぶりの低下だった。