2017年08月31日
7月の石油統計、燃料油生産 6カ月ぶり前年比増
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁は31日、7月の石油統計速報を発表した。
原油輸入量は1,651万Klで前年同月比106.5%と3カ月ぶりに前年を上回った。

原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  659万kl(前年同月比126.1%)
(2)アラブ首長国連邦 344万kl(同85.0%)
(3)カタール      130万kl(同101.7%)
(4)クウェート    112万kl(同119.2%)
(5)ロシア      108万Kl(同120.7%)だった。

同月の中東依存度は84.5%で、前年同月に比べて0.9ポイント減と、4カ月連続で前年を下回った。
燃料油の生産は1,455万kl、前年同月比100.1%と6カ月ぐりに前年同月を上回った。
国内販売は1,373万klで前年同月比98.8%と2カ月連続で前年を下回った。油種別に見ると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料、灯油および軽油は前年を上回ったがA重油およびB・C重油は下回った。

<7月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比%
・月初在庫 1,385,953
・生産   1,559,049(106.9)
・輸入   2,277,383(100.1)
・販売   3,488,379(100.6)
・輸出       ー(ー)
・月末在庫 1,634,083(112.4)