2017年09月06日 |
NEDO、微生物から工業材料生産、4テーマ採択 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、微生物から工業材料を生産するバイオ開発プロジェクトとして実験的な探索・評価研究を進める4テーマを追加した。同機構は植物や微生物の細胞が持つ物質生産能力を人工的に最大限引き出した「スマートセル」を構築し、実用化につなげるための開発プロジェクトを推進中で、今回の採択テーマは「DesignーBuildーTest-Learn」各分野の強化が狙い。 【採択テーマと委託先】 (1)物質生産技術(Design) 「排出ボトルネック改称に向けた化合物排出輸送体探索プラットフォームの構築」 (東北大学、産業技術総合研究所=2017~18年度) (2)高速DNA合成・評価技術(Build) 「長鎖DNA、ゲノム合成技術と自動システムの開発」 (東京大学、Spiber社=2017~18年度) (3)非破壊・低侵襲細胞評価技術(Test) 「細胞の反射光・自動蛍光を用いたハイスループット評価技術の研究開発(筑波大学、ニコンインステック=2017~18年度) (4)AIを用いた知識データベース(Learn) 「文献情報等の公開データからの知的整理を補完するためのデータ処理・AI基盤技術の開発」(京都大学、九州大学、神戸大学、日立製作所=2017~20年度) |