2017年09月15日
協和キリン、遺伝子組換え「アコアラン1800」も承認取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは14日、「アコアラン・静注用1800」(一般名:アンチトロンビンガンマ(遺伝子組換え))の国内医薬品製造発売承認を取得したと発表した。

組換えDNA技術および糖鎖制御技術を用いて作製したアンチトロンビン(AT)製剤。ヒト血液に由来する感染症リスクを回避できる。「アコアラン・静注用600」はすでに「先天性アンチトロンビン欠乏症に基づく血栓形成傾向」および「アンチトロンビン低下を伴う播種性血管内凝固症候群(DIC)」を適応症として2015年7月、国内医薬品製造販売承認を取得している。