2017年09月19日
第一三共、米テキサス大と骨髄性白血病薬 開発提携
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は15日、米国テキサス大学「MD Anderson Cancer Center」と急性骨髄性白血病(AML)治療用新薬の開発加速のため複数年の提携契約を締結したと発表した。

後期開発段階のキザルチニブ(FLT3-IDT阻害剤)と、初期開発段階のMDM2阻害剤など3剤を対象に臨床および非臨床試験によって評価する。MD Andersonは第1相および第2相臨床試験(併用試験)を実施する。新規薬剤との併用に関する非臨床試験や新規バイオマーカー探索等のトランスレーショナル リサーチも実施予定だ。

第一三共は、AMLフランチャイズの開発戦略にMD Andersonの豊富な経験と専門知識を取り込むことで、新規併用療法の最適化実現を図る。