2017年09月19日 |
積水化成品の炭素繊維複合材「ドローン」部材に採用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は19日、同社が新開発した炭素繊維強化プラスチック(CFRP)発泡成形体「ST-LAYER」(商品名)が日本の大手ドローンサービス会社の最新機種に採用されたと発表した。 ST-LAYER(レイヤー))は「発泡成形体をCFRPでサンドイッチ」した構造材料で、両方の特性である軽量、高強度、熱安定性などの特長を有する。制振性・電磁波遮蔽・X線透過性などの機能付与にも対応できる。従来のCFRP材料がかかえていた軽量化や制振性などの課題を解決した。 今回、国内の大手ドローンサービス会社から、飛行の安全性や航続距離の延長に効果が期待できるとして、ドローンのボディパーツに採用された。積水化成品では今後、産業用ロボットなどの分野にも用途拡大していく方針だ。 |