2017年09月19日

富士通など、世界最高伝送密度の光送受信技術開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：富士通

新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は19日、光電子融合基盤技術研究所（PETRA）と富士通が小型で大容量化する光送受信技術により、従来の約2倍となる世界最高伝送密度約400Gbps/cm2でデータを伝送するシリコン フォトニックス光送受信器を開発したと発表した。また同時に4億パルス制御で高速光信号を発生する光変調伝送技術も開発し、従来よりも40％少ない消費電力で1チャンネル56Gbpsという高速データ伝送を可能にした。 これらの開発成果は、今後サーバーの処理速度の大幅改善に大きく貢献すると期待される。NEDOプロジェクトの成果。 同技術の詳細は9月17日から21日までスウェーデンで開催中の国際会議「ECOC2017」で発表された。