2017年09月26日
田辺三菱製薬、「抗アレルギー剤」後発社に差止め申立て
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は25日、アレルギー性疾患治療剤「タリオン」(製品名)について、同製品後発品薬価収載希望書を提出した、東和薬品(本社;大阪府門真市、吉田逸郎社長)、シオノケミカル(本社:東京都中央区、塩野谷寛一社長)および大興製薬(本社:埼玉県川越市、福村崇社長)に対して、同社が保有する物質特許等の侵害行為の差止めを求める仮処分命令の申立てを9月15日付で東京地方裁判所および大阪地方裁判所に行ったと発表した。

「タリオン」は、宇部興産と共同研究して創生した、選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を有するアレルギー性疾患治療剤で、アレルギー性鼻炎、じんましん、皮膚疾患に伴う搔痒に効能・効果が認められている。