2017年09月29日
ハネウェル、医薬品包装用フィルム 能力拡大
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:ハネウェル

ハネウェルジャパン(本社:東京都港区、木下靖博社長)は29日、医薬品用バリアフィルムである「Aclar(アクラー)」の生産が好調なため、継続的な投資を実施中だと発表した。複数の生産拠点でアップグレードと生産能力拡大を図る。今年中の完了を予定している。

「Aclra」フィルムは、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)フッ素ポリマー技術をベースにした製品で、高い透明性や耐薬品性、不燃性などの特徴を有し、さまざまな医薬品パケージ用途で使用されている。過酷な気候条件下でも優れた保護性能を発揮する。製薬メーカーが求めるニーズを満たす設計柔軟性を持っている。今後数年にわたって追加投資していく方針だ。