2017年10月02日 |
帝人、熱中症予防の「スマート消防服」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は2日、「消防機能向上への取り組み」の一環として、ウエラブルデバイスを内蔵した「スマート消防服」を開発したと発表した。共同研究した大阪市立大学が大阪市消防局と実証実験したところ、深部体温の予測によって熱中症リスクを予知することに世界で初めて成功した。 スマート消防服の特長は(1)帝人グループが開発した名刺入れサイズのセンシングデバイスを内蔵しており温度などの消防隊員の情報をリアルタイムで消防本部に送信する(2)消防服には帝人の耐熱性・難燃性に優れる繊維や樹脂を使用した、など。10月11日から東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展2017」に初展示する。 |