2017年10月12日 |
日立とダイセル、IoTで経営・製造一元化ボード |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日立製作所、ダイセル |
日立製作所とダイセルの両社は12日、IoTを活用して、経営情報と製造現場の状況が一元的に見られる経営・製造ダッシュボードを開発したと発表した。これにより経営者や工場管理者はそれぞれの視点から経営改善・生産性向上を図るために必要な情報を定量的、タイムリーに把握することができる。 ダイセルは、エアバッグの基幹部品を製造する同社播磨工場(兵庫県)に10月から導入し運用開始する。さらに順次海外主要6工場に導入し、グローバル化した中での経営判断の迅速化や生産性・品質向上につなげる。 日立は今後、同システムをIoTプラットフォーム「Lumada」の産業向けソリューションとして国内外の製造業者向けに積極展開していく方針だ。 |