2017年10月13日 |
デンカ生研と基盤研の新規マーカー 科学誌掲載 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:デンカ生研、デンカ |
デンカの主要グループ会社デンカ生研は13日、国立研究開発法人・医療基盤・健康・栄養研究所(基盤研)と共同実施した「新規大腸がんマーカー診断薬の開発」に関する研究成果が、英国科学誌「Scientific Reports」の電子版に10月6日付で掲載されたと発表した。 デンカ生研と基盤研は今年4月1日に共同研究契約を締結。基盤研の朝長毅プロジェクトリーダーと白水崇研究員が従来の腫瘍マーカーの精度を大きく上回る「大腸がん早期診断バイオマーカータンパク質」を発見し、論文を発表した。デンカ生研は今後、同研究成果を生かし、基板研と共同で同マーカータンパク質の測定法確立を急ぐ。5年後をめどに実用化したい意向だ。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1507862804.pdf |