2017年10月16日 |
NEDOと名大、全樹脂製の自動車用シャーシー製作に成功 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO、名古屋大学 |
NEDOと名古屋大学ナショナルコンポジットセンター(NCC)は16日、熱可塑性樹脂と炭素繊維を混練(LFT-D工法を採用)した熱可塑性CFRP(炭素繊維強化プラスチック)のみによる自動車用シャーシーの製作に世界で初めて成功したと発表した。材料供給から最終製品までの一貫自動生産が可能で、部材コストの低減にめどをつけることができた。今後、自動車の車体軽量化や部材の量産化が加速化されることにより、自動車によるCO2排出削減が見込まれ、世界の環境問題解決に貢献することが期待される。 10月24~28日、幕張メッセで開催される「IPF JAPAN 2017」(国際プラスチックフェア)に展示する。 |