2017年10月20日
DIC、高性能 脱炭酸中空糸膜モジュールを開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:DIC

DICは20日、純水・超純水製造工程でイオン交換樹脂の延命に寄与する脱炭酸中空糸膜モジュールを開発したと発表した。同社の従来製品比約1.7倍の脱炭酸性能を有する。

これまで使用してきたポリメチルペンテン製の中空糸を独自の成型技術で加工し、炭酸ガスの脱気を高めることに成功した。中空糸は他社製品と比べて極めて細い構造のため、モジュール化した場合市場製品に比べてコンパクトな形状にすることができる。

同社中空糸膜モジュールのオリジナルブランド「SEPAREL(セパレル)」シリーズにラインアップする。
10月31日~11月3日、オランダで開催される世界最大級の水の展示会「アクアテック アムステルダム2017」に出展する。11月からグローバルに販売展開する。2025年の売上高30億円をめざす。