2017年10月31日 |
9月の鉱工業指数「生産持ち直し」化学は上昇 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が31日発表した9月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比▲1.1%低下の102.4、出荷は同▲2.6%低下の99.2だった。 製造工業生産予測調査によると、10月は4.7%の上昇、11月は▲0.9%の低下だった。基調判断は「生産は持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。 9月に生産が上昇した業種は化学工業(除、医薬品)、石油・石炭製品工業など15業種中5業種、プラスチック製品工業は前月比横ばい(前年同月比2.3%増)だった。生産が低下したのは電子・デバイス、輸送機械など9業種だった。 化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比7.6%上昇の110.2、出荷2.3%上昇の101.0だった。また在庫は1.8%プラスの107.8、在庫率2.8%上昇の113.8だった。生産は3カ月ぶりのプラス、出荷は2カ月連続のプラスだった。 プラスチック製品工業は、生産が前月比0.0%の102.2、出荷は0.2%上昇の99.9だった。在庫は0.9%上昇の112.3、在庫率1.9%プラスの111.7となった。生産、出荷ともは2カ月連続の上昇となった。 |