2017年11月01日
9月石油統計、国内販売 4カ月ぶり前年比増
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁


資源エネルギー庁は31日、9月の石油統計速報を発表した。
原油輸入量は1,512万Klで前年同月比98.0%と、2カ月連続で前年を下回った。

原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  562万kl(前年同月比114.6%)
(2)アラブ首長国連邦 402万kl(同101.1%)
(3)クウェート     131万kl(同120.5%)
(4)カタール     109万kl(同71.8%)
(5)イラン      103万Kl(同68.9%)だった。

同月の中東依存度は89.1%で、前年同月に比べて2.0ポイント増と、2カ月連続前年を上回った。
燃料油の生産は1,445万kl、前年同月比99.0%と2カ月連続前年を下回った。
国内販売は1,351万klで前年同月比100.6%と4カ月ぶりに前年を上回った。油種別に見ると、ナフサ、灯油及び軽油は前年を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、A重油及びB・C重油は下回った。

<9月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比%
・月初在庫 1,729,610
・生産   1,692,711(102.3)
・輸入   1,798,761(104.3)
・販売   3,663,814(107.6)
・輸出       ー(ー)
・月末在庫 1,501,308(90.0)