2017年11月02日 |
カネカ、PSフォームで世界最高水準の断熱性能達成 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカは2日、押出法ポリスチレンフォーム断熱材で世界最高の断熱性能(熱伝導率0.020W/m・K)を有する「カネライトフォームα」を開発したと発表した。断熱性能を決める熱移動の3要素(輻射・伝導・対流)のうち輻射と伝導に着目し、高断熱性発泡剤の分散技術など独自技術で熱の移動を抑制し、同社従来品(同FX)と比較して約10%断熱性能を向上させた。 2020年に義務化が予定されている、新築住宅の省エネ基準や、ネット・ゼロ・エネルギー ハウス(ZEH)基準、また20年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(HEAT20)の水準を、断熱材の厚みを増すことなくクリアできる。2018年春に発売開始の予定。同社だもつ高効率太陽電池、シースルー太陽電池、蓄電池、有機EL照明などの各種商品群と合わせて提案していく方針だ。 |