2017年11月06日 |
積水化学、タイにPOフォーム第2工場新設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水化学は6日、タイの連結子会社THAI SEKISUI FOAM(タイセキスイフォーム)を通じて同国2番目となるポリオレフィンフォーム工場を新設すると発表した。好調な需要に対応するためで約10億円を投じて現有工場近くのチョンプリ県に建設する。敷地面積は約39,000平方平方メートル。建屋は約12,500平方メートル。生産能力500万平方メートル/年のPOフォーム生産工場を新設する。2018年4月稼働開始の予定。 ポリオレフィンフォームとは、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィンを加熱発泡させた軟質発泡体のことで、同社は世界で初めて電子線による架橋(分子間を結合させる)方法を開発した。断熱性、耐熱性、加工性、耐久性などに優れ、建築向けのほか自動車、家電、モバイル端末などのエレクトロニクス分野などに幅広く使用されている。同社は同フォームで世界トップシェアを有する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1509946547.pdf |