2017年11月14日 |
経産省「バイオVBと投資家の対話促進研究会」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省は、バイオベンチャー(VB)の資金調達環境改善への施策に乗り出す。創薬産業の競争力強化につなげる。具体的にはバイオベンチャーと投資家の対話促進研究会を開催する。 現在、世界で上市される医薬品の6割は、バイオVBから生み出されている。適切な市場規模をターゲットに、効率的な研究開発投資を行うバイオベンチャーの役割は大きくなる。日本のバイオベンチャーの多くは、赤字先行の厳しい経営を強いられている。バイオベンチャー医薬品の上場とその後の資金調達環境の改善は重要となる。 日本の上場後のバイオベンチャーの株主構成をみると、日本は個人投資家中心であり、米国は機関投資家中心という違いがある。のおで画期的な医薬品を創出する事業環境を生み出すためには、バイオベンチャーに対して国内外投資家からの円滑な資金供給を実現するための環境整備が必要だ。 第1回研究会を11月15日、開催する。メンバーは一橋大学大学院の伊藤邦雄特任教授を座長に金融、投資、証券、調査会社など14氏で構成。 <主な議論のテーマ> バイオベンチャーの資金調達の現状と課題。 バイオベンチャーのビジネスモデルの分類/企業価値向上のあり方。 バイオベンチャーに対する投資家の適切な評価のあり方。 |