2017年11月15日 |
東北大、磁石に光をあて性質を失わせる原理を解明 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東北大学 |
東北大学大学院の石原純夫教授らの研究グループは14日、磁石に光をあてることで電子スピンの配列を反対向きにし、磁石の性質を失わせる原理を解明したと発表した。金属磁石に強い光をあてることで、全ての電子のスピンが同じ向きに揃った配列から互い違いに逆向きの配列となり、瞬時に磁石としての性質を失うことを理論計算シミュレーションによって示すことに成功した。 同研究の成果は米国物理学会誌「Physical Review Letters」11月14日(米国東部時間)オンライン版に掲載された。 |