2017年11月20日 |
日立化成「食品用青色ラップフィルム」特許4件取得 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日立化成 |
日立化成は20日、食品へのラップフィルムの混入を見つけやすい業務用食品包装ラップフィルム「日立ラップ ブルータイプ」に採用した「青色くっきり製法」で4件の特許を取得したと発表した。 従来のラップフィルムは透明なため、食品に破片が混入しても発見しにくかった。日立化成は食品との識別性を高めた「青色」のラップフィルム「日立ラップ ブルータイプ」を開発、2013年からレストランやホテルの厨房、食品調理工場向けに販売展開してきた。「青色」は食品には少ないため、混入した場合見分けやすい。 2015年には「安全・安心・快適」をテーマにした、塩ビ工業・環境協会の「PVC DESIGN AWAD 2015」で大賞を受賞した。 今回取得した特許は、透けながらもくっきりした青色が得られる開発技術に関するもので、青くするために使用する着色料とその配合に特徴がある。着色料の特性を最大限に生かしてくっきりした発色と耐久性を持たせた。同社はこの4件のほかにさらに10件の国際特許を出願しており、知的財産権をグローバルに獲得していく方針だ。 ニュースリリース参照 http://www.hitachi-chem.co.jp/japanese/information/2017/n_171120qm2.html |