2017年11月24日
三菱ケミカル、中国で液晶TV用フィルム増産
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカルは24日、中国で液晶テレビ偏光板向けポリエステルフィルムを増感すると発表した。現地法人の三菱ケミカル光学フィルム(無錫)社(本社:中国江蘇省無錫市、兵頭雅博総経理、MPFW社)が投資額約15億円をかけて新規設備を導入する。

MPFW社は2013年の設立。資本金13億円で三菱ケミカル100%出資。中国で液晶パネル工場の建設が相次ぐなか、液晶用バックライト部材に使用されるポリエステルフィルムを生産し供給してきた。液晶ディスプレイの今後の需要増に対応するため、増産体制を構築することにした。液晶部材の一つである偏光板についても、同フィルムの原反に加工を施した偏光板向けリリースフィルムを現地偏光板メーカー向けに製造・販売している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1511508691.pdf