2017年11月28日
1日から「模倣品・海賊版撲滅」キャンペーン
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省、特許庁

経産省・特許庁は12月1日から2017年度「模倣品・海賊版 撲滅キャンペーン」を実施する。「本物を買った。未来が笑った」をキャッチコピーに、10代後半の消費者層を主な対象として呼びかけを行う。

特許庁が17年度に行った調査によると、5社に1社が国内外で何らかの模倣被害を受けたと回答している。ことに近年は、インターネットを使った模倣品、海賊版が多く出回るなど流通も複雑化、広範化している。

特許庁では17年12月1日~18年3月23日を実施期間として、「特設ウエブサイト」の開設や動画の配信、体感型イベントなどを通じて「本物」のもつ大切さを訴える。また、わが国企業の被害状況の調査や取締り強化への各国政府への働きかけ、人材育成支援などについて産業界や関係政府機関とも連携して実施していくことにしている。