2017年12月01日 |
積水化学、太陽電池使用次世代セキュリティセンサーを共同開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水化学と防犯サービス専業のSecual(本社:東京都渋谷区、青柳和洋社長=セキュアル)両社は1日、太陽電池を使った次世代セキュリティセンサーを共同開発したと発表した。 積水化学のフィルムDSC(フィルム型色素増感太陽電池)と、Secualのセキュリティセンサー技術を組み合わせて開発した。フィルムタイプDSCには、低照度でも発電(照度500ルクス以下)し、厚さ1ミリ以下と薄く、軽量で折り曲げたり貼り付けて使用できる、などの利点がある。 新開発したセキュリティセンサーには1次電池、2次電池、フィルム型DSCが組み込まれている。 (1)軽量・薄いため「窓」などに貼り付けて使用できる (2)自ら発電した電力で駆動し、余った電力は2次電池の充電に回すことが可能 (3)夜間や降雨時には2次電池からの電力でセンサーを駆動する (4)窓などに設置したセンサーが反応したときは警音が鳴り同時にモバイルデバイスへ異常を通知する などの特長を持つ。 積水化学は12月7日~9日、東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2017」に同製品を出展する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1512104246.pdf |