2017年12月05日
京大、急性骨髄性白血病の抗がん剤耐性メカニズム一部解明
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:京都大学

京都大学の上久保靖彦医学研究科准教授、足立壮一同教授らの研究グループは、がん抑制遺伝子p53(TP53)と、転写因子RUNX1と結合するパートナータンパク質CBFBが、RUNX1-抑制を含む抗がん剤治療により順次増強されることにより、結果的に急性骨髄性白血病細胞に薬剤抵抗性が誘導されるというメカニズムを解明した。

同研究成果はは11月30日午後7時に英国の科学誌「Scientific Reports」に掲載された。