2017年12月06日 |
大日住友薬の肺疾患剤、米FDA長期維持療法承認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:大日本住友製薬 |
大日本住友製薬は6日、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療剤「ロンハラ マグネア」が米FDAから長期維持療法の承認を取得したと発表した。サノビオン社が2018年初から発売する準備を進めている。 COPDは、有毒粒子・ガスによる気道・肺の異常に起因する持続性の呼吸器症状が特徴。一般的には予防・治療ができる疾患だが、米国では約1,570万人の成人がCOPDと診断されるなど疾患者は多い。喫煙が主要な危険因子だが他の環境的な因子も関与することが推測されている。同剤はCOPDを対象とした米国初のネブライザーで、携帯型タイプ。2分から3分で薬剤が送達するように設計されている。 |