2017年12月08日

三井化学、中国での電解液設備増強が完了

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は8日、台湾プラスチックス社（本社：台北市、林健男薫事長＝FPC）との折半出資会社「台塑三井精密化学」（FMAC）が中国浙江省寧波コンビナートに建設中だったリチウムイオン電池向け電解液増強工事が完成し、このほど営業運転を開始したと発表した。生産能力は年産1500トンから一挙に同5000トンに拡大した。 中国ではノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末向けなどにリチウムイオン電池市場の拡大が続いたが、今後はハイブリッド車や電気自動車の普及で需要はさらに大幅増加が見込まれている。FMACはこうした市場ニーズに対応し、今後増える需要を取り込んでいく方針だ。 ニュースリリース参照 〇中国での電解液設備増強が完了 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1512705833.pdf 〇Completion of Expansion of Electrolyte Solution Production Capacity in China http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1512705833.pdf