2017年12月11日
旭化成ファーマ「関節リウマチ薬」サノフィと契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成ホームプロダクツ

サノフィ(本社:東京都新宿区、ジャック・ナトン社長)と旭化成ファーマの両社は、関節リウマチ治療薬「ケブザラ」(一般名:サリルマブ(遺伝子組換え))の日本での販売でライセンス契約を締結したと発表した。

「ケブザラ」はインターロイキン6(IL-6)受容体に対するヒト型モノクローナル抗体で、関節滑膜の炎症に重要な役割を果たしていると考えられているIL-6の作用を抑制する効果がある。サノフィとRegeneron社が共同開発し米国、カナダ、欧州で2017年に承認取得した。日本でも70万人以上いるとされる関節リウマチ患者に新しい治療選択肢を提供する。旭化成ファーマが流通・販売、サノフィとRegeneron社が製造を担う。