2017年12月18日
岩谷・トクヤマ、周南に液化水素 倍増設備完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:トクヤマ、岩谷産業

燃料電池自動車(FCV)の普及で急拡大が見込まれる液化水素の中国地方の供給拠点となる、岩谷産業とトクヤマの合弁会社、山口リキッドハイドロジェン(本社:大阪市中央区、山本裕社長)は18日、トクヤマ徳山製造所(山口県周南市)内に液化水素製造設備の倍増工事が竣工し稼働を開始した。
倍増後の生産能力は3000L/h×2系列、年産4000万リューベとなった。

トクヤマ徳山製造所で苛性ソーダ生産時に発生する水素ガスをパイプで受け入れ、精製・液化する。製造した液化水素は岩谷産業が全量販売する。山口リキッドハイドロジェンは資本金1000万円(岩谷65%、トクヤマ35%)で営業開始は2013年6月。