2017年12月19日
富士フィルム、創薬VBエディジーン社へ出資
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フィルムは19日、創薬ベンチャーのエディジーン社(本社:東京都中央区、森田晴彦社長)と、同社の第三者割当増資を引き受け470百万円を出資する契約を締結したと発表した。これにより同社株の11.7%を取得する。また両社は遺伝子治療薬の探索を目的とした共同研究契約も締結した。

エディジーン社は2016年1月の設立。タンパク質構造解析の第一人者である東京大学濡木理教授(理学部)の研究成果を元に改良型CRISPR酵素を含む次世代型創薬システムを構築し、希少患者に対する医薬品開発を行うベンチャーとして知られる。富士フィルムは今後、同社が持つ有効成分を効率的に患部に届けるリポソーム製剤の技術と、エディジーンのゲノム編集技術を組み合わせて、アンメットメディカルニーズに応える遺伝子治療薬の創出を目指す。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1513652020.pdf