2017年12月19日 |
荒川化学、富士工場事故原因なお究明中(第4報) |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
荒川化学工業(本社:大阪市中央区、宇根高司社長)は19日、富士工場の爆発・火災事故(12月1日)に関する第4報を発表した。事故原因はなお当局および社内に設置した緊急対策本部で調査しているが、18日現在まだ究明に至っていない。 製品供給は他事業所での代替生産や外部委託による生産を検討しており一部は開始している。安全が確認された倉庫内の在庫は一部出荷を再開した。 発災現場となった印刷インキ用樹脂製造棟については、今後再建しない方向で検討を進めている。 物的被害は印刷インキ用樹脂製造棟が全焼したほか隣接製造棟で一部損傷があった。 近隣住宅等にも被害が確認されたため修理等を順次行っている。 今回事故では死亡者1名(協力会社)、重傷者3名(協力会社)、軽傷者11名(うち協力会社5名)の人的被害を出した。 ニュースリリース http://www.arakawachem.co.jp/jp/ir/document/news/20171219release4.pdf |