2017年12月20日
千代田、北米キャメロンLNGプロジェクト契約変更
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

千代田化工建設は20日、北米で遂行中のキャメロンLNGプロジェクトについて、キャメロンLNGと行ってきた契約条件交渉が成立し、ハリケーンハーベイの影響を含めて全て解決したと発表した。

<合意内容のポイント>
(1)過去の未決済事項についての合意が確定し、全てのLNGトレインの生産開始を2019年とすること
(2)早期完成インセンティブボーナス条項の設定
(3)合意したプロジェクトスケジュールに基づく遅延賠償金起算日の見直し


同プロジェクトは、Cameron LNG社が保有・運営する既設LNG受入設備を転用し、新たに年産1,350万トンの液化能力(450万トン×3系列)を有する天然ガス液化設備と輸出設備を建設する内容。
三菱商事、三井物産及びGDF Suez社が、Cameron LNG社とそれぞれ20年間にわたって年産400万トンの天然ガスを、日本を中心にアジア市場へ向けて液化・輸出する。千代田はこの天然ガス液化設備と輸出設備の設計・調達・建設業務を担当する。


ニュースリリース参照
https://www.chiyodacorp.com/media/171220.pdf