2017年12月25日 |
ゼオンメディカル、結石用バルーンカテーテル新製品 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ゼオンメディカル |
ゼオンメディカル(本社:東京都千代田区、柳田昇社長)は25日、結石除去用バルーンカテーテルの新製品「キャスバル」(商品名)の上市を発表した。症例に合わせて複数種類の中から使い分けられていた従来の石採りバルーンと異なり、1本で過拡張症例から通常症例まで対応でき、より低侵襲かつQOLの高い治療が可能となった。 バルーンカテーテルには一般に血管用、食道・大腸用、胆管用(結石)の3タイプがある。このうち胆管用バルーンは、胆管、結石の形状・大きさ、位置などにより十数種類の中から選ばれて使用されている。 「キャスバル」は、胆管の過拡張症例から砂状・泥状の結石を除去する通常症例まで、1本のサイズコントロールで対応を可能にしたバルーンカテーテルで業界初。最大30ミリ~6ミリまで対応できる。これまでは技術的難易度が高いこともあり、製品化されなかった。同製品の開発で「一度の処置で採りきってほしい」「短時間で終えてほしい」などといった患者のニーズに応えることができる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1514183524.pdf |