2017年12月25日 |
NEDO・横河電など、中国2工場で省エネ実証開始 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は25日、中国広東省のアルミ製品と紡績の2工場で、エネルギー需給を制御し、生産効率を高めながら大幅な省エネを実現するエネルギーマネジメントシステム(EMS)を導入し、その有効性を検証する実証事業を開始したと発表した。横河電機、日本総合研究所、東京電力ホールディングスの委託先3社と共同で推進する。 2工場では、EMSをの構築と既存設備の更新により(1)発電機、蒸気発生器などの運用効率最大化(2)生産プロセスの改善(3)高性能ヒートポンプなど省エネ機器への設備改善、などを実施する計画。 実証期間は2020年度末の予定。この間にシステム・設備の設計・製作、輸送、据え付け、試運転などを実施する。設備完成後は実証運転を行い有効性を検証する。また中国国内への普及を図るための取り組みを行う。 24日に東京で開催された「第11回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」で、締結した調印文書の交換や事業概要のパネル展示を行った。 |