2018年01月05日 |
11月の石油統計、燃料油生産4カ月ぶり回復 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が28日発表した2017年11月の石油統計速報によると、原油の輸入量は1,586万Klで、対前年同月比105.9%と4カ月ぶりに前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 661万kl(前年同月比107.5%) (2)アラブ首長国連邦 395万kl(同107.5%) (3)カタール 126万kl(同111.8%) (4)クウェート 114万kl(同146.0%) (5)イラン 92万Kl(同81.3%)だった。 同月の中東依存度は90.8%で、前年同月に比べて2.4ポイント増と、4カ月連続で前年を上回った。 燃料油の生産は1,483万kl、前年同月比100.1%と4カ月ぶりに前年同月を上回った。 国内販売は1,511万klで前年同月比97.0%と2カ月連続で前年を下回った。油種別に見ると、軽油は前年を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、A重油およびB・C重油は下回った。 <11月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,392,020 ・生産 1,660,775(101.2) ・輸入 2,422,149(105.8) ・販売 3,954,703(97.9) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,422,381(101.2) |