2018年01月10日 |
理研など、ロイコトリエンB4受容体の構造解明 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:理化学研究所 |
理化学研究所、日本医療研究開発機構、順天堂大学、青山学院大学の共同研究グループは9日、ベンズアミジン基を含む化合物が、Gタンパク質共役型受容体(GPCR)の一つであるロイコトリエンB4受容体の不活性状態の立体構造を安定化していることをX線結晶構造解析と機能解析により明らかにし、多くのGPCRの逆作動薬になり得ることを提唱したと発表した。今後、逆作動薬の探索・設計の効率化が期待できる。 同研究成果は、国際科学雑誌「Nature Chemical Biology」掲載に先立ち、1月8日付オンライン版に掲載された。 |