2018年01月16日 |
NEDO、サウジで省エネ海水淡水化実証開始 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:NEDO |
経済産業省は16日、世耕弘成大臣が14、15の両日サウジアラビアを訪問し、「日・サウジ・ビジョン2030ビジネスフォーラム」に出席したと発表した。これに先立ちNEDOは15日、サウジで省エネ型海水淡水化技術の実証事業を開始すると発表した。同事業では、日本で確立した「Mega-ton Water System」を生かしサウジアラビアのウムルジで従来型の逆浸透膜(RO膜)法と比べ約2割の省エネと建設コスト低減が可能な海水淡水化システムの優位性を実証する。今後、設備の建設、運営を行い商用化に必要なデータを取得する。ビジネスモデルについても検討し、同国および周辺国への普及を目指す。 実証規模は1日あたり1万立方メートル(造水量)。同技術を開発した日立製作所と東レに事業委託する。 |