2018年01月17日 |
カネカ、ベルギーで発泡樹脂能力を大幅増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカは16日、欧州での発泡ポリオレフィンの需要増大に対処するため、カネカ・ベルギー(本社:ベルギー国ウエステルロー市、七條勝利社長)で約20億円を投じて「エベラン」(商品名)の生産能力を約50%増強すると発表した。プロセスの自動化によるコストダウンや高機能性ビーズの量産化を目指す。2019年春稼働の予定。 「エベラン」はビーズ法による発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレンの商品名で耐熱性や耐衝撃性、耐薬品性に優れ、精密機器等の緩衝包装材のほか自動車部材等に幅広く使用されている。英国やフランスではガソリン車、ディーゼル車の規制で電気自動車の普及が予想されている。車体の軽量化ニーズに伴い発泡ポリオレフィン市場はさらなる成長が見込まれている。 |