2018年01月30日 |
大日本住友、パーキンソン病フィルム剤 良好結果 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:大日本住友製薬 |
大日本住友製薬は30日、米国子会社であるサノビオン・ファーマシューティカルズ社が米国で開発中のアポモルヒネ塩酸塩を有効成分とする舌下投与のフィルム製剤(開発コード:APL-130277)が、「オフ症状」を伴う成人のパーキンソン病を対象としたフェーズ3試験で主要評価項目および重要な副次的評価項目を達成したと発表した。 「オフ症状」には、ふるえや固縮(筋肉の硬直)など日常生活の妨げとなる場合もあり、その頻度や重症度は疾患の経過とともに悪化する可能性がある。109名の患者を対象に試験に統計学的に有意な結果が示された。 サピオン社は今後、同試験のデータを学会で発表する予定だ。 |