2018年01月30日 |
クオドラント、日本でライフサイエンス事業本格展開 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クオドラント ポリペンコ ジャパン |
三菱ケミカルは30日、子会社クオドラントAG(本社:スイス)が、日本法人 クオドラントポリペンコジャパン(本社:東京都中央区、久原善夫社長、QPJ)を通じてライフサイエンス事業を本格展開すると発表した。 人工関節用の緩衝剤として使用される超高分子量ポリエチレン「チルレン」や、医療器具・手術器具に用いられる生体適合性エンジニアリングプラスチックなど、これまで欧州、米国を中心に展開してきたライフサイエンス分野向け高機能プラスチック素材の日本での販売をQPJが開始する。 クオドラントグループは、高機能プラスチック素材の拠点を世界21カ国に持ち、自動車や半導体・エレクトロニクスなど様々な分野に事業展開してきた。「チルレン」は人工関節用として世界各国で採用され、生体適合性エンプラも、軽量でX線透過性に優れるなどの特徴から、金属代替材として広く使用されている。 今後、日本での展開は、三菱ケミカル平塚事業所内にQPJが有するテクニカルサポート部門を通じて推進する。医療機器メーカーなど顧客ニーズに合わせて最適な素材の提案などを積極的に展開する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1517291900.pdf |