2018年01月31日

NEDO「CCS研究開発・実証関連事業」公募開始

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：NEDO

NEDOは30日から「CCS研究開発・実証関連事業」の研究委託（共同研究）実施者の公募を開始した。 募集期間は18年2月28日まで。企業（団体を含む）、大学等が対象。 わが国政府は、2030年度に温室効果ガスを（13年度比）26％削減し、50年度には80％削減する約束草案を国連気候変動枠組条約事務局に提出している。COP21ではその着実な実施を表明した。同事業は、CCSのコスト低減と早期実用化を目指した取り組みの一環で、苫小牧でCCS大規模実証試験を行う。 製油所等から排出されるガスからCO2（年間10万トン規模）を分離・回収して、地中（地下1000m以深）に貯留するCCS実証試験を実施する。事業期間は2018～20年度（3年間） 公募説明会を2月15日15時から、川崎市のNEDO会議室（20階）で開催する。事前登録は不要。 ＜用語の解説＞ ■CCSとは　： Carbon dioxide Capture and Storageの略。二酸化炭素（CO2）の 回収、貯留を意味する。