2018年01月31日 |
経産省 12月鉱工業指数、14カ月連続前年比プラス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が31日発表した12月の鉱工業指数速報値(2010年=100、季節調整済み)は、生産が前月比2.7%上昇の106.3、出荷2.7%上昇の103.9だった。在庫は0.4%低下の109.4となった。生産の前月比プラスは3カ月連続、前年同月比プラスは14カ月連続となった。 製造工業生産予測調査によると、1月は前月比4.3%の低下、2月は5.7%の上昇だった。基調判断は前月に続き「生産は持ち直している」とした。 12月に生産が上昇したのは、輸送機械工業、業務用機械工業、金属製品企業、プラスチック製品工業など、全15業種中12業種、低下したのは情報通信機械、石油・石炭工業、化学工業(除医薬品)の3業種だった。 化学工業(除、医薬品)は、生産指数が前月比0.2%低下の105.3、出荷は0.7%低下の99.6だった。在庫は0.1%上昇し107.8となった。生産は3カ月連続の前月比マイナス。出荷は2カ月ぶりのマイナス。 プラスチック製品工業は、生産が前月比2.1%上昇の103.8、出荷は1.5%上昇の101.4だった。在庫は0.2%上昇のの113.8となった。生産の前月比割れは9月以来3カ月ぶり、出荷のプラスは8月以来5カ月連続。 |