2018年02月01日
12月の石油統計、灯油販売量が急増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁が31日発表した2017年12月の石油統計速報によると、原油の輸入量は1,738万Klで、対前年同月比97.6%と前年を下回った。

原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  697万kl(前年同月比99.1%)
(2)アラブ首長国連邦 449万kl(同108.3%)
(3)カタール     123万kl(同71.9%)
(4)クウェート     115万kl(同132.2%)
(5)イラン       108万Kl(同88.8%)だった。

同月の中東依存度は87.0%で、前年同月に比べて0.2ポイント増と、5カ月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1,621万kl、前年同月比97.5%と前年を下回った。
国内販売は1,736万klで前年同月比99.4%と3カ月連続で前年を下回った。油種別に見ると、灯油および軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、A重油およびB・C重油は下回った。
灯油の販売量は2,887,701klで前月比164.0%、前年同月比108.3%だった。

<12月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比%
・月初在庫 1,422,381
・生産   1,557,451(80.2)
・輸入   2,421,577(111.3)
・販売   4,058,386(98.0)
・輸出    ー(ー)
・月末在庫 1,261,555(99.8)