2018年02月09日 |
産総研、樹脂のようなLED部材用 低融点ガラス開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:産業技術総合研究所 |
産総研は8日、樹脂のように低温で液相から成形できるLED部材を開発したと発表した。同研究所高機能ガラス研究グループの正井博和主任研究員らがNEDOプロジェクトにおいて石塚硝子と共同開発した。 液相法によって500℃程度で作製できる耐水性、耐熱性、耐光性を持つ無色透明な低融点ガラスを開発した。 ガラス前駆体液(ガラス化する前の液体状の原料混合物)を加熱して、500 ℃程度で溶融させて型に流し込み成形する技術。得られたガラスは、LED用のレンズや透明封止剤などさまざまな光学材料への応用が期待される。 2月14~16日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるnano tech 2018第17回 国際ナノテクノロジー総合展にサンプル展示する。 |